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現代版わらしべ長者

要らなくなったものがワクワクを連れてくる奇跡の物語

大量生産、大量消費の現代。お金を払わなければ欲しいものが手に入らない。小学生でも知っている社会のルールだ。しかし、それは本当だろうか?いま新しい試みで挑戦しようとしている人がいる。

 「現代版わらしべ長者」は、物々交換をしながら古民家を手に入れるプロジェクト。考えたのは、主婦で冒険家の河田千佳だ。きっかけとなったのは、2016年、5ヶ月間車中泊をしながらニュージーランドを旅した体験だった。「一つのものを長く使う、多くを持たない生活スタイルは衝撃だった」と話す。

 日本に戻り、大量消費の生活に違和感を感じる日々。家には要らないもの、使わないものがあふれ、テレビでは次々に生み出される新製品が映し出される。そんな時入ってきた情報にヒントをもらう。アメリカと京都で実際にあった、物々交換をしながら最終的に家を手に入れたという人やグループの話だった。「やってみよう!」と決意する。

 以前から河田は古民家に興味があったという。そこでこんなプランを作った。築100年くらいの古民家を、1ヶ月10万円以内で借りることにゴールを設定。そして、まずは小さなものから物々交換を始める。アメリカでの例のように、赤いクリップでもいいかもしれない。ホームページを作り、交換したいものを提示、欲しい人と交渉をしていく。やってきたものをまたホームページで公開し欲しいという人と交換。この作業を続けていく。

 「大事にしたいのは、新しくやってくるものが次に受け取るであろう人を喜ばせてくれるかどうか。そこには人と人とのつながりやエピソードも生まれてくるはず。血の通った交換をしていきたい」と発案者の河田は熱く語る。

 期間は2年。手に入れた古民家で、レンタルスペースやカフェを始め、多くの人に役立つ情報を発信する場にする予定だ。

 要らなくなったものが誰かの役に立つものとなる。ものが一本の絆となり、最後は大きな建物になっていく。そこにはどんなストーリーが描かれるのか。注目していきたいプロジェクトだ。

これから私がやっていこうとすることについて書きました。自分のことを記者目線で紹介するという書き方だったので、慣れなくて難しかった!

自分がやりたいことをきちんとわかっていないと書けない。それがよくわかりました。​

文中に出て来たアメリカのお話は実話です。こちらの本に書かれています。これを読んで、”私にもできちゃう!?”と思ったことがきっかけ。

その後京都でもチロルチョコが古民家になったという話を聞き、”これはひょっとしてひょっとするかも?”と勇気をもらいました。

​そのお話はこちら​ に載っています。
そんなところからヒントをもらい、やってみよう!と思った。

​さて、どうなることでしょうか?!

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